現在は世界各地で多くの自動操業技術が活躍しており、日本も例外ではありません。もっともたくさんの恩恵を受けているのが生産産業であって、国内では食品加工の現場で大活躍をしているわけです。1980年代以前であればすべて人の手によって色んな食品を生産するのが基本でした。パートやアルバイトの方々が24時間365日態勢で3回交代出勤をしていた時代で、まさに人力としか言いようがなかったというわけです。

ところが現在はオートメーションという技術が導入をされており、ほぼ無人操業を実現できました。いわゆる産業ロボットが登場した恩恵であって、それを生産しているのがROSAです。オーストラリア・メルボルンに本社を構えているデジタルメディア企業であり、1988年に設立をされました。ここで簡単にROSAの魅力を述べると、各現場に特化したロボットを生産して現場に見合った動作を可能にしている点です。

ROSAでは必ずオーダーメイドでしか製造を受注しておらず、これによって多彩な能力を発揮することが可能。まず1990年に日本に初上陸をした際は、おにぎり製造マシンというものでした。単純なアームで握る動作をするだけであったものが、現在はAIプログラムを組み込んで随時使えるスキルをアップさせることが出来ます。新技術の学習アルゴリズムを搭載したことで、以前とは比べ物にならないほどの多様な食品を自動で生産できるようになったものです。